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09月07日-02号

  • "介護給付費準備基金"(/)
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  1. 匝瑳市議会 2022-09-07
    09月07日-02号


    取得元: 匝瑳市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 4年  9月 定例会          匝瑳市議会令和4年9月定例会議事日程(第6日)                       9月7日(水曜日)午前10時開議1 開議2 上程議案に対する大綱質疑3 議案(第1号-第10号)・請願(第1号・第2号)の委員会付託4 散会---------------------------------------出席議員(17名)     議長  石田勝一君       副議長  椿 日出男君     1番  内山隼人君        2番  椎名勝英君     3番  都祭広一君        4番  増田正義君     6番  平山政利君        7番  林 明敏君     8番  山崎 等君        9番  行木光一君    10番  武田光由君       11番  小川博之君    12番  石田加代君       13番  浅野勝義君    14番  栗田剛一君       15番  佐藤 悟君    16番  田村明美君       18番  欠員---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長        増田善一    次長          江波戸英樹 主査          椎名貴之    主査補         伊橋実希子---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長          宮内康幸君   副市長         宇井和夫君 秘書課長        大木恒一君   企画課長        鎌形 健君 総務課長        布施昌英君   財政課長        大川純一君 市民課長        林 鉄也君   産業振興課長      奥田賢二君 建設課長        嶋田誠人君   福祉課長        菊間和彦君 高齢者支援課長     林 美幸君   市民病院事務局長    太田和広君 教育委員会教育長    二村好美君   教育委員会学校教育課長 矢澤敏和君 代表監査委員      川口一弘君   監査委員事務局長    鈴木伸一君 △開議の宣告(午前10時00分) ○議長(石田勝一君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は17名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより、9月2日の本会議散会前に引き続きまして、本日の会議を開きます。--------------------------------------- △発言の申出(議案の訂正) ○議長(石田勝一君) ここで財政課長から発言の申出がありますので、これを許します。 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) 大変申し訳ございませんけれども、お配りしてございます資料、令和3年度匝瑳市決算に係る主要な施策の成果に誤りがございましたので、正誤表の配付についてお願いをいたします。 ○議長(石田勝一君) 正誤表配付のため、暫時休憩いたします。 △午前10時01分 休憩--------------------------------------- △午前10時03分 再開 ○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま正誤表を配付いたしました。 なお、配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) それでは、訂正箇所について御説明をさせていただきます。 令和3年度匝瑳市決算に係る主要な施策の成果、94ページをお開き願います。 上段になります。10、生涯学習講座開催事業、(1)生涯学習室の講座開設事業の表の下、補足説明になります。「講座の参加率は97.1%であった」と記載されておりますが、正しくは「講座の参加率は84.1%であった」でございます。 以上、お手元に配付させていただきました正誤表のとおり訂正くださいますよう、お願いを申し上げます。大変申し訳ございませんでした。--------------------------------------- △上程議案に対する大綱質疑 ○議長(石田勝一君) 日程第1、日程に従いまして、これより上程議案に対する大綱質疑を行います。 この際、申し上げます。 本日の日程は大綱質疑でありますが、質疑終了後、各常任委員会に議案等の審査を付託いたしますので、質疑については議案の大綱の範囲とし、重複する事項は避け、円滑な議事運営ができますよう、御協力をお願いいたします。また、執行部の答弁も直截簡明に行うよう要望いたします。 これより質疑に入ります。 報告第1号 令和3年度匝瑳市健全化判断比率についてを議題とします。 質疑を許します。ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって報告第1号の質疑を打ち切ります。 報告第2号 令和3年度匝瑳市病院事業資金不足比率についてを議題とします。 質疑を許します。ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって報告第2号の質疑を打ち切ります。 議案第1号 令和3年度匝瑳市一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第7号 令和4年度匝瑳市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてまでを一括議題とします。 初めに、議案第1号 令和3年度匝瑳市一般会計歳入歳出決算認定について、財政課長から本議案についての概要説明を求めます。 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) それでは、議案第1号 令和3年度匝瑳市一般会計歳入歳出決算認定について概要を説明させていただきます。恐れ入りますけれども、決算書とお配りしてございます令和3年度匝瑳市決算に係る主要な施策の成果を御用意願います。 初めに、決算書の10ページ、11ページをお開き願います。 歳入になります。一番下の行、歳入合計の予算現額は181億8,606万4,127円、調定額は185億3,635万3,549円、収入済額は178億6,887万5,029円、不納欠損額は市税等で2,267万3,137円でございます。予算現額に対します収入済額の割合は98.3%、調定額に対する収入済額の割合は96.4%でございます。 続きまして、16ページ、17ページをお開き願います。 歳出合計の予算現額は、歳入と同額の181億8,606万4,127円、支出済額は167億5,023万8,501円、翌年度繰越額は繰越明許費等で4億8,285万8,925円でございます。なお、執行率は92.1%でございます。 続きまして、385ページをお開き願います。 実質収支に関する調書でございます。 歳入総額から歳出総額を差し引いた額は、1,000円単位となりますが、11億1,863万6,000円、翌年度へ繰り越すべき一般財源は7,980万1,000円で、実質収支は10億3,883万5,000円となり、このうち5億2,000万円を剰余金処分として財政調整基金に繰入れを行ったところでございます。 恐れ入りますが、次に、令和3年度匝瑳市決算に係る主要な施策の成果、1ページをお開き願います。 記載は1,000円単位となってございますけれども、円単位で御説明をさせていただきます。 歳入決算額、対前年度との比較でございますけれども、1款市税は38億4,120万5,000円、前年度と比較をいたしまして6,727万4,000円、1.7%の減となりました。徴収率は98.3%と、前年度を0.1ポイント上回りましたけれども、令和3年度評価替え及び新型コロナウイルス特例減免による固定資産税の減少が主な要因となっております。 2款地方譲与税は2億1,966万円、前年度と比較をしまして369万5,000円、0.0%の増。 3款利子割交付金は260万4,000円、前年度と比較をしまして51万6,000円、16.5%の増。 4款配当割交付金は2,685万1,000円、前年度と比較をしまして817万9,000円、43.8%の増となりました。 5款株式等譲渡所得割交付金は3,382万3,000円で、前年度と比較をしまして1,112万2,000円、49.0%の増。 6款法人事業税交付金は5,057万7,000円で、前年度と比較をしまして2,922万8,000円、136.9%の増となりました。 7款地方消費税交付金は8億6,796万9,000円で、前年度と比較をしまして6,129万8,000円、7.6%の増。 8款自動車取得税交付金は209円、前年度と比較をしまして6,000円、100.0%の減となりました。 9款環境性能割交付金は2,816万6,753円、前年度と比較をしまして148万5,753円、5.6%の増となりました。 10款地方特例交付金は6,714万5,000円、前年度と比較をしまして3,127万7,000円、87.2%の増となりました。 11款地方交付税は51億6,023万3,000円で、前年度と比較をしまして17億2,075万7,000円、25.0%の減となりました。このうち、普通交付税は46億6,745万8,000円で、3億9,094万2,000円、9.1%の増。特別交付税は4億9,277万5,000円で、4,906万6,000円、11.1%の増でございますけれども、広域ごみ処理施設整備事業に係ります負担が終了したことから、震災復興特別交付税21億6,076万5,000円の減が主な要因でございます。 12款交通安全対策特別交付金は596万7,000円、前年度と比較をしまして35万1,000円、5.6%の減となりました。 13款分担金及び負担金は2億4,274万7,124円、前年度と比較をしまして1億3,276万6,840円、120.7%の増となりました。広域ごみ処理事業におきまして、収集費用の差額分として東総地区広域市町村圏事務組合からの負担金が6,174万6,000円の増、令和2年度においては、新型コロナウイルス感染拡大によりまして、幼稚園、小・中学校の学校給食費を6か月間免除いたしましたが、令和3年度におきましては通常どおりの御負担をいただきましたので、学校給食費負担金、こちらが6,536万6,802円増加が主な要因となっております。 14款使用料及び手数料は1億1,392万5,409円、前年度と比較をしまして4,198万5,204円、58.4%の増となりました。こちらはごみ収集手数料4,178万円の増が主な要因でございます。 15款国庫支出金は33億3,624万241円、前年度と比較をしまして30億8,807万5,546円、48.1%の減となりました。子育て世帯臨時特別支援事業7億1,219万979円などの増があったものの、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、特別定額給付金補助金が35億9,730万円減少したことから、国庫支出金全体では減となりました。 16款県支出金は13億8,888万4,085円、前年度と比較をしまして2,640万5,234円、1.9%の増となりました。地域密着型サービス等整備助成事業交付金2,766万円の減がありましたが、強い農業・担い手づくり総合支援交付金被災農業者支援型)、こちらが5,432万7,000円の増によるものでございます。 17款財産収入は5,524万6,299円、前年度と比較をしまして207万8,139円、3.6%の減となりました。光ブロードバンド施設貸付料の増があったものの、土地売払収入の減によるものでございます。 18款寄附金は1,709万3,086円、前年度と比較をいたしまして3,804万214円、69.0%の減となりました。こちらはふるさと納税寄附金、こちらが3,249万3,000円の減によるものでございます。 19款繰入金は3億329万1,232円、前年度と比較をいたしまして5億2,841万2,432円、63.5%の減となりました。地域振興基金からの繰入れが1億2,459万8,000円の増となったものの、財政調整基金からの繰入れが6億7,600万円の減となったことによるものでございます。 20款繰越金は6億8,018万6,502円、前年度と比較をいたしまして669万778円、1.0%の増となりました。 21款諸収入は3億6,487万8,559円、前年度と比較をいたしまして1億2,306万665円、50.9%の増となりました。国・県の支出金過年度収入が5,176万5,527円増加したほか、後期高齢者医療療養給付費負担金過年度精算返戻金、こちらの増、また、東総地区広域市町村圏事務組合一般廃棄物処理事業特別会計負担金返還金の増によるものでございます。 22款市債は10億6,218万2,000円で、前年度と比較をいたしまして4億5,686万8,000円、30.1%の減となりました。ドーム改修事業債1億9,040万円や臨時財政対策債1億4,727万1,000円の増がございましたけれども、合併特例債が7億8,120万円減少したことが主な要因でございます。 歳入合計では178億6,887万5,029円、前年度と比較をいたしまして54億2,518万4,720円、23.3%の減となりました。 なお、歳入決算の詳細につきましては、決算書46ページから91ページに記載のとおりでございます。 主要な施策の成果の2ページをお開き願います。 目的別歳出決算額の前年度比較でございますけれども、1款議会費は1億6,790万4,010円、前年度と比較をいたしまして934万4,986円、5.3%の減でございます。 2款総務費は19億7,128万1,402円、前年度と比較をいたしまして4,002万4,471円、2.1%の増となりました。こちらはふるさと納税に伴いますふるさと振興基金への積立ての減少や、自主防災組織整備事業におけます防災備品の整備の完了、防災行政無線整備事業におけます72時間対応バッテリー交換の完了によります減6,386万6,673円があった一方で、減債基金への積立て1億4,902万7,097円の増があったことによるものでございます。 3款民生費は61億6,219万6,189円、前年度と比較をいたしまして27億6,962万6,454円、31.0%の減となりました。令和3年度においても、新型コロナウイルス感染拡大に伴います市民生活への支援といたしまして、住民税非課税世帯への臨時特別支援金や子育て世帯への臨時特別給付金の増がございましたけれども、特別定額給付金給付事業35億8,788万1,718円の減が主な要因となっております。 4款衛生費は19億3,368万3,156円、前年度と比較をいたしまして26億4,746万1,896円、57.8%の減となりました。広域ごみ焼却施設が完成したことによりまして、東総地区広域市町村圏事務組合への負担金が27億1,130万3,600円減少したことによるものでございます。 5款農林水産業費は10億2,867万2,185円、前年度と比較をいたしまして1億1,189万3,691円、12.2%の増となりました。こちらは飼料用米等生産拡大支援事業、令和元年の台風、大雨による災害に係る強い農業・担い手づくり総合支援交付金事業被災農業者支援型)6,930万5,000円の増が主な要因となっております。 6款商工費は2億4,769万9,914円、前年度と比較をいたしまして1億5,230万3,954円、38.1%の減となりました。こちらは新型コロナウイルス感染拡大に伴います市内事業者への支援を目的とした市中小企業等事業継続支援金4,490万6,000円の増がございましたけれども、地域応援クーポン券発行事業1億4,134万7,076円と、中小企業緊急支援給付金給付事業5,865万8,982円の減が主な要因でございます。 7款土木費は7億6,825万667円、前年度と比較をいたしまして4,193万5,759円、5.8%の増となりました。市営住宅解体撤去及び改修工事が1,545万9,960円の減、被災住宅修繕緊急支援事業3,685万6,050円の減がございましたが、市道11137号線道路改良事業が4,755万1,045円の増、市道9182号線道路改良事業が1,458万500円の増、橋梁維持事業が6,678万5,422円の増によるものでございます。 8款消防費は7億362万722円、前年度と比較をいたしまして522万8,187円、0.7%の減となりました。これは消防組合の負担金が1,924万7,000円増加いたしましたが、消防団活動費が647万5,239円の減、消防施設整備事業が1,824万982円の減によるものでございます。 9款教育費は20億1,370万8,163円、前年度と比較をいたしまして664万7,449円、0.3%の減となりました。これは小・中学校における学習用パソコン活用事業校務用パソコン活用事業で1億5,894万8,460円の増、中学校トイレ大規模改造事業1億9,726万5,600円の増、ドーム改修事業2億1,152万6,700円の増などがございましたけれども、小・中学校のICT環境整備事業が3億7,959万8,340円の減、また、パークゴルフ場整備事業が1億191万7,280円の減によるものでございます。 10款災害復旧費は335万6,100円、前年度と比較をいたしまして3,726万7,222円、91.7%の減となりました。こちらは令和元年度の台風等によって生じた八日市場第二中学校校舎北側ののり面崩落復旧に要する経費1,484万5,050円や、損壊家屋等の公費による解体業務2,577万8,272円の減によるものでございます。 11款公債費は17億4,986万5,993円、前年度と比較をいたしまして5,239万1,481円、3.1%の増となりました。 歳出合計は、新型コロナウイルス感染症に対する国庫事業や市単独支援事業などを実施いたしましたが、先ほど御説明をいたしました特別定額給付金給付事業の減、広域ごみ焼却施設完成に伴います東総地区広域市町村圏事務組合一般廃棄物処理事業特別会計負担金の減などによりまして、前年度と比較をし53億8,163万4,746円、24.3%の減となりました。 続きまして、3ページを御覧願います。 性質別歳出の前年度との比較でございます。性質別歳出につきましては、義務的経費は86億5,557万8,000円、前年度に対しまして8億7,958万3,000円、11.3%の増となりました。要因といたしましては、扶助費におきまして子育て世帯への臨時特別給付金が4億3,440万円の増、住民税非課税世帯等に対します臨時特別給付金、こちらが2億9,790万円等の増に加えまして、生活保護扶助費が1億3,338万3,000円の増加によるものでございます。 任意的経費につきましては、80億9,466万1,000円、前年度に対しまして62億6,121万7,000円、43.6%の減となりました。主な要因といたしましては、特別定額給付金35億7,930万円や東総地区広域市町村圏事務組合一般廃棄物処理特別会計負担金27億1,182万3,000円の減によるものでございます。 なお、歳出決算の詳細につきましては、決算書92ページから305ページに記載のとおりでございます。 続きまして、13ページをお開き願います。 財政指標のうち、地方公共団体の財政力を示す財政力指数でございます。普通交付税を算定する際の行政事務の必要経費であります基準財政需要額を、標準的な地方税等であります基準財政収入額でどの程度賄えるのかを示した数値でございますけれども、3年間の平均値で本市は0.480でございまして、昨年度から0.01ポイント低下しており、依然として財政力の低い団体であることがお分かりになると思います。 続きまして、14ページをお開き願います。 経常収支比率になりますけれども、歳入におけます市税や普通交付税など、経常一般財源が、歳出の人件費や公債費、扶助費などの経常経費にどれだけ使われたかを示す指標でございます。 令和3年度の経常収支比率は87.9%と、令和2年度から6.6ポイント改善をいたしました。歳出において、扶助費における施設型給付費や補助費等における広域ごみ焼却施設整備完了に伴います一般財源負担分の減と併せまして、歳入において、国の補正予算による普通交付税や臨時財政対策債発行可能額の増によるものであると分析をしております。 16ページをお開き願います。 各種基金の状況でございます。財政調整基金につきましては、前年度から約4億円増加し、27億1,400万円、その他の積立基金につきましては1,900万円減の23億1,100万円、土地開発基金につきましては同額の2億1,900万円でございます。 次に、下の表、市債残高の推移でございますけれども、令和3年度末残高につきましては153億8,600万円と、前年度から6億2,400万円ほど減少をいたしました。平成27年度以降、市債の発行額が償還額を下回っていることから、緩やかではございますけれども、減少傾向でございます。 また、網かけ部分、令和3年度末残高に対します普通交付税の算入見込額につきましては116億9,500万円、措置率といたしましては76.0%であり、交付税措置率の高い市債を活用しておりますので、実質負担額といたしましては約36億9,100万円となっております。 令和3年度の決算の特徴といたしましては、特別定額給付金給付事業をはじめ、新型コロナウイルス感染拡大に伴う事業、広域ごみ処理施設整備事業、小・中学校の児童生徒に対しタブレット端末を整備するなど、200億円を超えた令和2年度の決算から、約53億8,200万円の大幅な減少となり、決算規模といたしましては平年程度となりました。 しかしながら、令和2年度から続いております新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、令和3年度においても農業まつりやよかっぺ祭りなど、市の産業振興や活性化が期待できる事業を中止せざるを得ないなど、大きな影響が生じているものと考えております。 財政面で見ますと、歳入では新型コロナウイルス感染症による市税収入の増加が見込めず、一般財源の確保が喫緊の課題と感じております。一方で、国の交付金等を活用したことにより、財政調整基金からの繰入れを6億7,600万円抑え、財政調整基金残高は昨年度末と比較をしまして、約4億円の増加となりました。 財政調整基金保有額の目安といたしましては、一般的に標準財政規模の1割、あるいは予算規模の1割が妥当とされておりますので、本市の財政調整基金残高はおおむね目安を超えておりますが、自然災害等不測の事態に備えるとともに、今後、市民病院や匝瑳消防署の建て替え整備などが計画されていることから、財政調整基金の確保に努めていかなければなりません。 このようなことから、今後の財政運営に当たりましては、一般財源の確保に全力をもって取り組み、基金の確保に努めてまいります。 以上が令和3年度匝瑳市一般会計決算の概要でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 申し訳ございません。冒頭、歳入の説明のときに、私は言い間違えをしてしまいましたので、訂正しておわびをさせていただきます。 3款の利子割交付金です。施策の成果の1ページをお開き願いまして、3款の利子割交付金になります。冒頭、前年度と比較をしまして51万6,000円、16.5%の増と申し上げてしまいましたが、正しくは51万6,000円、16.5%の減でございます。訂正しておわびをいたします。 以上が令和3年度の一般会計の決算の概要でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 財政課長の概要説明が終わりました。 次に、議案第2号 令和3年度匝瑳市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について及び議案第3号 令和3年度匝瑳市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、市民課長から本議案についての概要説明を求めます。 林市民課長。 ◎市民課長(林鉄也君) それでは私から、議案第2号 令和3年度匝瑳市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について概要を御説明申し上げます。 資料といたしましては、決算書及び主要な施策の成果を御用意願います。 最初に、決算書でございますが、該当ページは20ページからでございます。 まず、歳入合計ですが、20ページの下段を御覧ください。 歳入合計の収入済額は48億1,032万2,852円で、予算現額47億8,869万6,000円に対しまして100.5%、調定額51億8,226万9,689円に対しまして92.8%の収入率でございました。 次に、歳出合計につきましては、24ページの下段を御覧ください。 歳出合計の支出済額は45億8,169万5,830円で、予算現額47億8,869万6,000円に対しまして95.7%の執行率でした。 次に、主要な施策の成果の4ページをお開きください。 国民健康保険特別会計歳入歳出決算比較表でございます。 まず、歳入について御説明申し上げます。 歳入合計につきましては、前年度から1億4,785万7,000円、3.2%の増でございます。 続いて、款ごとに御説明いたします。 1款の国民健康保険税は9億6,646万9,000円で、前年度からは3,024万9,000円、3.0%の減でございます。減額の主な理由は、被保険者が前年度より3.8%減少したことに伴います現年度分調定額の減少によるものでございます。 2款の一部負担金は収入がありませんでした。 3款の使用料及び手数料は収入がありませんでした。 4款の国庫支出金は142万7,000円で、前年度からは245万5,000円、63.2%の減でございます。減額の主な要因は、新型コロナウイルス感染症の影響による国民健康保険税の減免件数の減少に伴う国補助金の減少によるものでございます。 5款県支出金は32億3,779万6,000円で、前年度からは1億2,949万2,000円、4.2%の増でございます。増額の主な要因は、保険給付費の増によるものでございます。 6款の財産収入は、表の記載は数字が立っておりませんが、81円の収入がございました。前年度比で16円の減でございます。内容は、高額療養費資金貸付基金から生じた預金利子であります。 7款の繰入金は5億1,306万5,000円で、前年度からは1億381万4,000円、25.4%の増でございます。このうち一般会計からの繰入金は、法定分の繰入金として3億824万1,000円、法定外の特別繰入金はなく、財政調整基金からの繰入金が2億482万4,000円でございます。増額の主な要因は、財政調整基金繰入金が1億1,320万8,000円の増となったことによるものです。 8款の繰越金は7,595万1,000円で、前年度からは4,416万4,000円、36.8%の減で、令和2年度決算剰余金のうち、財政調整基金へ積立てをした残額を繰り越したものでございます。 9款の諸収入は1,561万5,000円で、前年度から858万1,000円、35.5%の減でございます。減額の主な要因は、第三者納付金の減によるものでございます。 次に、歳出について御説明申し上げます。 歳出合計につきましては、前年度から7,218万1,000円、1.6%の増でございます。 続いて、款ごとに御説明申し上げます。 1款の総務費は7,297万4,000円で、前年度からは294万7,000円、3.9%の減で、内訳は人件費及び事務費並びに国保運営協議会経費等でございます。 2款の保険給付費は31億6,930万3,000円で、前年度からは1億4,592万円、4.8%の増でございます。この保険給付費は、歳出全体のうち69.2%を占めております。 3款の国民健康保険事業費納付金は12億8,863万円で、前年度からは3,988万2,000円、3.0%の減でございます。 4款の共同事業拠出金は、表の記載は数字が立っておりませんが、63円の支出がありました。前年度からは312円の減でございます。 5款の保険事業費は3,145万円で、前年度からは432万7,000円、16.0%の増でございます。内容は、特定健康診査、特定保健指導、人間ドックなどの事業分でございます。増額の主な要因は、受診者数の増加によるものでございます。 6款の基金積立金は、表の記載は数字が立っておりませんが、81円の支出がありました。前年度からは19円の減でございます。 7款の公債費は支出がありませんでした。 8款の諸支出金は1,933万9,000円で、前年度から3,523万7,000円、64.6%の減でございます。主なものは、一般被保険者に対する還付金及び還付加算金537万3,000円、国県支出金等精算返納金として451万4,000円、直診病院であります市民病院に対する繰出金として945万2,000円でございます。 なお、歳入歳出決算の詳細につきましては、決算書の320ページから333ページに記載のとおりでございます。 次に、決算書の386ページをお開きください。 実質収支に関する調書でございます。 歳入総額から歳出総額を差し引きました歳入歳出差引額は2億2,862万7,000円で、実質収支額も同額でございます。 なお、国民健康保険財政調整基金に1億1,500万円を積み立てております。 続いて、決算書の397ページの基金をお開きください。 まず、(7)国民健康保険財政調整基金の状況でございますが、前年度末現在高が8億1,294万4,000円で、令和3年度中の増減高が1億2,782万4,000円の減でしたので、年度末の基金残高は6億8,512万円でございます。 次に、(8)国民健康保険高額療養費資金貸付基金の状況でございますが、前年度末現在高が1,006万1,000円で、令和3年度中の増減高はゼロ円ですので、年度末の現金残高は1,006万1,000円でございます。 以上が令和3年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算の概要でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第3号 令和3年度匝瑳市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 資料といたしましては、先ほどと同様、決算書及び主要な施策の成果を御用意願います。 まず、決算書でございますが、28ページから29ページをお開きください。下段を御覧ください。 歳入合計の収入済額は4億8,296万982円で、予算現額4億9,988万4,000円に対しまして96.6%、調定額4億8,941万3,982円に対しまして98.7%の収入率でございました。 次に、30ページ、31ページをお開きください。 歳出合計の支出済額が4億8,145万5,882円で、予算現額4億9,988万4,000円に対しまして96.3%の執行率でした。 次に、主要な施策の成果の5ページをお開きください。 後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算比較表でございます。 まず、歳入の合計について御説明申し上げます。 歳入合計につきましては、前年度からは2.5%、1,185万6,000円の増でございます。 続いて、款ごとに御説明いたします。 1款の後期高齢者医療保険料は3億3,538万4,000円で、前年度からは3.0%、988万7,000円の増でございます。保険料増加の要因でございますが、均等割額の7.75割軽減区分の廃止に伴う保険料賦課額の増加によるものが大きな要因でございます。 2款の使用料及び手数料は収入がありませんでした。 3款の繰入金は1億3,281万3,000円で、前年度からは0.2%、33万円の増でございます。増加の主な要因は、保険基盤安定繰入金の増でございます。 4款の繰越金は175万5,000円で、前年度からは7.7%、12万5,000円の増で、令和2年度の剰余金の繰越金でございます。 5款の諸収入は1,300万9,000円で、前年度からは14.3%、162万4,000円の増で、主なものは広域連合からの健康診査受託料及び保険料還付金でございます。 6款の国庫支出金はゼロ円で、皆減でございます。 次に、歳出について御説明申し上げます。 歳出合計につきましては、前年度からは2.6%、1,210万6,000円の増でございます。 続いて、款ごとに御説明いたします。 1款の総務費は2,698万8,000円で、前年度からは0.3%、7万6,000円の減でございます。減少の主な要因は、昨年度、後期高齢保険料軽減の際の判定基準の変更に係るシステム改修がございましたが、令和3年度にはなかったためでございます。 2款の後期高齢者医療広域連合納付金は4億4,163万6,000円で、前年度からは2.5%、1,062万円の増で、増加の主な要因は保険料の増加によるものでございます。 3款の保健事業費は1,257万2,000円で、前年度からは14.9%、162万8,000円の増で、増加の主な要因は健診受診者数の増加によるものでございます。 4款の諸支出金は26万円で、前年度からは20.2%、6万6,000円の減となっております。内訳としましては、保険料還付金及び還付加算金となっております。 なお、歳入歳出決算の詳細につきましては、決算書の336ページから343ページに記載のとおりでございます。 次に、決算書の387ページをお開きください。 実質収支に関する調書でございます。 歳入総額から歳出総額を差し引きました歳入歳出差引額は150万5,000円で、実質収支額も同額でございます。 以上が令和3年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の概要でございます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○議長(石田勝一君) 市民課長の概要説明が終わりました。 次に、議案第4号 令和3年度匝瑳市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、高齢者支援課長から本議案についての概要説明を求めます。 林高齢者支援課長
    高齢者支援課長(林美幸君) それでは、議案第4号 令和3年度匝瑳市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について概要を御説明させていただきます。 恐れ入りますが、決算書と資料として提出しております令和3年度匝瑳市決算に係る主要な施策の成果を御用意願います。 初めに、決算書の36ページ、37ページをお開き願います。 歳入合計の予算現額につきましては40億6,833万5,000円、調定額は39億874万4,653円、収入済額は38億8,764万7,843円でございます。 予算現額に対します収入済額の割合は95.6%、調定額に対します収入済額の割合は99.5%でございます。 続きまして、40ページ、41ページをお開き願います。 歳出合計の予算現額は、歳入と同額の40億6,833万5,000円、支出済額は37億3,392万9,357円で、予算現額に対する執行率は91.8%となりました。この結果、歳入歳出差引残額は1億5,371万8,486円となり、決算剰余金として翌年度に繰越しをするものでございます。 次に、388ページをお開き願います。 実質収支に関する調書でございます。 歳入総額から歳出総額を差し引いた額は1億5,371万9,000円で、実質収支額も同額でございます。 続きまして、令和3年度匝瑳市決算に係る主要な施策の成果の6ページをお開き願います。 介護保険特別会計の歳入決算額の前年度との比較でございますが、款ごとに御説明申し上げます。 1款保険料につきましては7億4,982万5,000円で、前年度に対しまして4,238万円、6.0%の増となりました。こちらは65歳以上の第1号被保険者の保険料でございます。増額の要因といたしましては、第8期介護保険事業計画におきまして保険料を改定し、月額の基準額を5,100円から5,400円に増額したこと等でございます。なお、不納欠損額は129人で593万6,000円、収入未済額は1,516万1,000円でございます。 2款使用料及び手数料につきまして、収入はございませんでした。 3款国庫支出金につきましては8億6,001万2,000円で、前年度に対しまして2,865万4,000円、3.4%の増となりました。こちらは介護保険事業の執行に必要な国の負担分でございます。増額の要因といたしましては、介護給付費、地域支援事業費等の増加が挙げられます。 4款支払基金交付金につきましては9億3,054万円で、前年度に対しまして1,936万6,000円、2.1%の増となりました。こちらは40歳から64歳までの第2号被保険者の負担分で、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものでございます。 5款県支出金につきましては5億3,105万円で、前年度に対しまして1,805万8,000円、3.5%の増となりました。こちらは介護保険事業の執行に必要な県の負担分でございます。 6款財産収入につきましては3,000円で、前年度に対しまして8,000円、72.7%の減となりました。こちらは介護給付費準備基金の一部を定期預金に積み立てたものの利子でございます。 7款寄附金につきまして、収入はございませんでした。 8款繰入金につきましては6億7,501万9,000円で、前年度に対しまして802万円、1.2%の増となりました。こちらは介護保険事業の執行に必要な市の負担分で、増額の要因といたしましては、介護給付費、低所得保険料軽減繰入金等の増加によるものでございます。 9款繰越金につきましては1億4,014万1,000円で、前年度に対しまして1,768万9,000円、11.2%の減となりました。こちらは令和2年度からの繰越金でございます。 10款諸収入につきましては105万8,000円で、前年度に対しまして143万5,000円、57.6%の減となりました。 歳入合計では38億8,764万8,000円で、前年度に対しまして9,734万6,000円、2.6%の増となっております。 なお、歳入決算の詳細につきましては、決算書の346ページから357ページに記載のとおりでございます。 続きまして、歳出の部を御覧ください。 歳出決算額の前年度比較でございますが、款ごとに御説明申し上げます。 1款総務費につきましては8,818万7,000円で、前年度に対しまして424万5,000円、5.1%の増となりました。増額の要因といたしましては、介護認定審査会費、認定調査等費の増加によるものでございます。 2款保険給付費につきましては33億6,211万円で、前年度に対しまして8,876万2,000円、2.7%の増となりました。増額の要因といたしましては、介護サービス利用量の増加によるものでございます。保険給付費につきましては、介護保険特別会計の歳出全体の90%を占めております。 3款財政安定化基金拠出金につきまして、支出はございませんでした。 4款基金積立金につきましては9,532万4,000円で、前年度に対しまして1,368万7,000円、16.8%の増となりました。こちらは前年度の繰越金から国県支出金等返納金等を差し引いた残額を介護給付費準備基金に積み立てたものでございます。 5款地域支援事業費につきましては1億4,398万4,000円で、前年度に対しまして1,344万8,000円、10.3%の増となりました。増額の要因といたしましては、介護予防・生活支援サービスの増加によるものでございます。 6款公債費につきまして、支出はございませんでした。 7款諸支出金につきましては4,432万4,000円で、前年度に対しまして3,637万4,000円、45.1%の減となりました。内訳といたしましては、事業費の精算による償還金として国・県・支払基金への返納金が1,211万2,000円と、一般会計繰出金として市への返納金3,159万9,000円が主なものでございます。 歳出合計では37億3,392万9,000円で、前年度に対しまして8,376万8,000円、2.3%の増となりました。 なお、歳出決算の詳細につきましては、決算書の358ページから381ページに記載のとおりでございます。 続きまして、決算書の397ページをお開き願います。 (9)の介護給付費準備基金でございますが、決算年度中に3,440万1,000円の増となりまして、決算年度末現在高は3億1,350万6,000円でございます。 以上が令和3年度匝瑳市介護保険特別会計歳入歳出決算の概要でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 高齢者支援課長の概要説明が終わりました。 次に、議案第5号 令和3年度匝瑳市病院事業決算認定について、市民病院事務局長から本議案についての概要説明を求めます。 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) それでは、議案第5号 令和3年度匝瑳市病院事業決算認定について概要を説明させていただきます。 決算書を御用意いただきまして、420ページを御覧ください。 420ページが令和3年度匝瑳市病院事業報告書になります。 はじめに、(1)総括事項、こちらを読ませていただきたいと思います。 本年度も新型コロナウイルス感染拡大の影響が続き、外来患者数は1.7%回復したものの、入院患者数は3.8%減少しました。収入では他会計補助金や特別利益が減少し、収入総額は前年度より2.3%減少しました。費用では減価償却費や経費が増加したものの、特別損失が大幅に減少し、支出総額は前年度より6.2%減少しました。前年度より損益は改善し、収支は黒字となりました。 介護老人保健施設そうさぬくもりの郷は、入所者数が2.3%減少し、通所者数も2.9%減少しましたが、介護報酬の新たな加算を取得したことで、入所収益、通所収益いずれも増加し、収入総額は2.2%増加しました。費用では、減価償却費が増加し、支出総額は0.2%増加しました。収支は赤字となりましたが、前年度より赤字幅は縮小しました。 次に、業務状況です。その下の最初の表が入院・外来患者の利用状況です。 入院患者数は1万9,865人、1日平均では54.4人で、前年度から779人、3.8%減少しました。外来患者数は6万5,818人、1日平均では272.0人で、前年度より1,078人、1.7%増加しました。 次の表がぬくもりの郷の入所・通所者の利用状況です。 入所者数は3万2,532人、1日平均では89.1人で、前年度より762人、2.3%減少しました。通所者数は6,912人、1日平均では23.7人で、前年度より209人、2.9%減少しました。 3つ目の表が収益的収支の状況です。 病院については、収入総額が21億6,274万1,000円、支出総額が21億2,584万1,000円で、差引き3,690万円の黒字となりました。 続いてその右側、ぬくもりの郷については、収入総額が6億564万8,000円、支出総額が6億3,133万9,000円で、差引き2,569万1,000円の赤字となりましたが、前年度より1,155万5,000円赤字幅が縮小しました。 4つ目の表が資本的収支の状況です。 表の下に記載がありますように、資本的収入総額は1億9,330万7,000円で、建設改良や企業債償還金に対する出資金を9,824万2,000円受け入れ、企業債を7,800万円借り入れました。資本的支出総額は2億3,015万6,000円で、そのうち建設改良費は1億3,139万8,000円でした。空調熱源装置やエックス線テレビ、介護浴槽の更新やPCR検査装置の購入等を行いました。また、企業債償還金は9,875万9,000円でした。 収支の不足額3,684万9,000円については、過年度分損益勘定留保資金で補填しました。 次に、次のページ、421ページを御覧ください。 421ページは、令和3年度の決算書から新たに追加になったページです。 ここでは経営指標に関する事項について説明しています。 初めに、病院について、経営の健全性と収益性を示す経常収支比率は、他会計繰入金の減少や減価償却費、経費、給与費の増加により前年度比5.0ポイント減の101.8%でした。また、修正医業収支比率は前年度比1.8ポイント減の71.6%でした。経常収支比率は100%を超えたものの、修正医業収支比率は100%未満であり、単年度の収支は黒字であっても、その黒字は他会計繰入金や補助金に依存したものであったことを示しています。 一方、施設の活用度合いを示す病床利用率は、前年度比2.1ポイント減の55.0%でした。経営改善の取組により令和元年度は62.9%でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で低下しました。減少した患者数を回復させ、医業収益を増加させるよう、経営改善に取り組んでまいります。 次に、介護老人保健施設について、経営の健全性と収益性を示す経常収支比率は、入所収益の増加等により前年度比1.3ポイント増の94.6%でした。また、施設事業収支比率は、前年度比0.7ポイント増の90.1%でした。いずれも100%未満であり、他会計繰入金を受け入れても、単年度の収支が赤字であったことを示しています。 一方、施設の活用度合いを示す施設利用率は、前年度比0.9ポイント減の89.1%でした。利用者数を増加させ、収支を改善できるよう、引き続き取り組んでまいります。 次に、424ページを御覧ください。 工事の状況です。 大きな建設工事はありませんでしたが、改良工事として発熱外来の連絡通路の設置など、また、保存工事として空調熱源設備の交換工事などを行いました。 次に、427ページを御覧ください。 備品購入の状況です。 病院ではエックス線テレビシステムなど医療機器の購入を行い、ぬくもりの郷では介護浴槽などの購入を行っております。 次に、428ページを御覧ください。 企業債について、病院ではエックス線テレビシステムなどの医療機器の購入のために7,800万円の企業債を発行し、本年度末残高は3億2,380万円となりました。ぬくもりの郷では令和3年度は企業債の発行はなく、本年度末残高は5億8,995万5,741円となりました。 以上が令和3年度病院事業の決算の概要です。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 市民病院事務局長の概要説明が終わりました。 質疑を許します。ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第1号から議案第7号までの質疑を打ち切ります。 議案第8号 匝瑳市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 質疑を許します。 林明敏君。 ◆7番(林明敏君) この条例は多分、来年の4月1日でのさか幼稚園を廃止するということだと思いますが、3回しか質問できませんもので、ちょっと数が多くなって申し訳ないんですが、まず6点ぐらい最初に質問させていただきたいんですが、この前、支所で説明会がありましたが、唐突で周知期間がない中で、来年4月にこれを廃止するということがどのような経過で行われたかと。 それで、また2点目としては、この手続は庁内なり、外部団体があるか分かりませんが、その手続をどのような形で取ってこれを決定したかということと、あと、もう3点目は、これは私もちょっと調べれば分かると思うんですが、お子さん、幼稚園、保育園、小学校と、小学校も大分生徒が少なくなっているような状況ですが、その出生数ですか。それが分かればちょっとお示し願いたいと思います。 それと、あと4点目としましては、現在の私立幼稚園の状況ですか。私立の幼稚園は多分私の記憶だと市内にあるのは、あかしあこども園が、ほかにはこひつじとか、あれは旭市になると思うんですが、市内にある幼稚園は何か所あって、何人ぐらい園児がいるかということをちょっとお示し願いたいと思います。 それと、これに伴いまして、のさか幼稚園の先生の処遇ですか。その辺はどのようなお考えがあるかというのが5点目で、最後6点目は、幼稚園は文科省で、保育園は厚労省だと思うんですが、その教育の目的、2つあるということは何か目的があって幼稚園も保育園もあると思いますが、その違いと特徴、分かりましたらこの6点についてお答え願いたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) ただいまの林議員の御質問にお答えいたします。 まず、周知期間についてのこの経緯、これについて御説明を申し上げさせていただきます。 今般の議案提出につきまして、その経緯等につきましては、御承知のとおり少子高齢化の波は当市においても極めて顕著でございまして、子どもの数がかなり減少しております。 そこで、市としましては、庁内に関係課長で組織される子育て支援対策委員会において、かねてより今後の保育園、幼稚園の在り方について検討を重ねてまいりました。実際、のさか幼稚園の園児数は平成29年41人、平成30年40人であったものが、令和元年34人、令和2年26人、令和3年15人、そして本年度は年長7人、年中1人、年少ゼロで合計8人という状況となってしまいました。 園児数の減少の背景としましては、少子化の影響のほか令和元年10月からの国の施策によります幼児保育料の無償化により、早朝保育や延長保育のほか、長期休業がなく長期間預かっていただけるなど多様なニーズに応じられる保育所、保育園の利用に共働き家庭の多い今日の保護者には多く受け入れられた、その結果と考えます。 もちろん、教育委員会としましても、市内幼稚園2園との協議をして、昨年度に規則改正を行い、本年度から夏休みや冬休みといった長期休業中の預かり保育を始めることとし、また、幼稚園としましても、ポスターの掲示、個別の声かけ等に取り組みましたが、残念ながら新たな入園児の獲得には至りませんでした。 このため、市では子育て支援対策委員会の意向を踏まえて、本年度より庁内組織であります事務改善委員会において、のさか幼稚園と八日市場幼稚園の統合に向けて検討を重ね、このたび、令和5年4月1日より両園を統合することで結論がまとまり、8月中旬に市長決裁が下りましたことから、このたびの議案上程となりました。 急な運びとなりましたのは、ぎりぎりまで入園児獲得に向けて努力したことと、のさか幼稚園への来年度の入園児も体験入園に訪れた方は2人だけで、いずれも現状の園児の少なさに入園には消極的であったことと、10月からの来年度の募集案内を始める前に結論を出す必要があることから、このたびの議案上程となりました。 まず、ただいまのがこのたびの議案上程の経緯でございます。その他について課長のほうからお答えいたします。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) それでは、まず手続、庁内の組織についての御質問でございますが、平成29年から子育て支援対策委員会のほうで幼稚園、それから保育園の在り方についてずっと検討してまいりました。 その中で、先ほど教育長の答弁にもありましたが、今年度のさか幼稚園の入園者数がゼロということで、急遽これも同じ庁内組織でありますが、事務改善委員会のほうで今後の在り方について検討してまいりまして、8月に結論が出たということになっております。 それから、出生数ですが、今年度でいいますとゼロ歳児が64名、1歳児が127名、2歳児が154名、3歳児が160名、4歳児は168名、5歳児が190名、6歳児が209名となっております。 それから、市内の私立幼稚園については、本市には幼稚園はありません。それと伴いまして、保育所は幾つかありますけれども、幼稚園のほうはありません。 それから、のさか幼稚園の職員の処遇についてですが、これから個別に面談を行いまして進めていきたいと考えております。現在4名の正規職員が配置されておりますが、全員八日市場幼稚園に異動というわけにはまいりません。 そこで、幼稚園免許と併せて保育士の資格を有していることから、市立の保育所へ異動であったり、場合によっては市の行政の異動という選択肢となりますが、今言いましたように、時間をかけて丁寧に個別に面談をしまして、それぞれの意向を伺いながら、人事業務を所管する総務課と連携を図りながら、今年度末の人事異動につなげていきたいと考えております。十分給与体系等、不利益にならないよう配慮していくよう、総務課とも調整を図っていきます。 それから、最後に幼稚園と、保育園の違いでしたね。それにつきましては、幼稚園は先ほどありましたように文部科学省の管轄でありまして、幼稚園教育要領に沿って日々の教育活動が進められております。3歳児から小学校入学前までの幼児が対象となります。 一方、保育園のほうは厚生労働省の管轄でありまして、保育指針というものに沿って保育が行われ、ゼロ歳児から小学校入学前までの乳幼児が対象となります。 それで、一言で言いますと、幼稚園は教育、保育園は保育が主になる、そのようになっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林市民課長。 ◎市民課長(林鉄也君) 私からは、匝瑳市のほうの年度の出生数についてお答えさせていただきます。 まず、令和3年度でございますが、出生数といたしましては全体で149人となっております。令和2年度につきましては148人、令和元年度については169名でございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆7番(林明敏君) ありがとうございました。 ちょっとこれは提案にもなると思うんですが、今ののさか幼稚園はバス2台で送迎していまして、八日市場幼稚園は送り迎えを父兄がしているような状況であると思います。 それで、この前NHKのテレビで、川崎市に泥んこ遊びをする公園の話がありまして、自然と戯れることによって子どもたちの情操教育とか、不登校とか、いろんなものが軽減されるようなことをNHKでやっていたんですが、このバスがもしもまだ動くバスがあれば、これは提案ですが、今現在ののさか幼稚園ですか、周りに公園もあれば、アリーナも、消防署も、土と自然と田んぼも畑も周りにありまして、そんな形でありますので、これは父兄の方に御説明をしてみないと分からないですが、この車を利用することができるとすれば、その情操教育とか、そういう形で自然と本当に共生できるような今はすばらしい施設で、距離はちょっとあると思うんですが、利用する価値もあるんではないかと思うので、その辺を教育委員会のほうでは大変だと思いますが、検討してみるお気持ちはあるか、御父兄の方にお話をしてみる気持ちはあるかということを、ちょっとお答え願えればありがたいです。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) 議員の貴重な御意見、確かに承りました。 園の園庭の広さ、そして周りの環境、そして子どもたちの情操を耕すためのこととして、のさか幼稚園のあの施設をそのまま利用するような考えはいかがかという、このように承りましたが、これはあくまでも御提案ということで私も承って、この統合に伴いまして、現在八日市場幼稚園へ通っている保護者がどう捉えるか。 統合でなぜ私たちがその遠くへ行かなきゃならないんだという考えは当然予想されるところでございますので、貴重な御意見として承りまして、また保護者のほうの意向等も伺いながら、一つの案としてとどめて受け止めさせていただきたいと、このように考えます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆7番(林明敏君) 一応3回目ですので、消費税の改正によって多分保育園が無料になったと教育長が言って、保育園であれば保育時間も長くて、働く方にはそれは便利だということで、幼稚園から保育園に園児が行ってしまったというような、先ほど説明をいただいたんですが、その形でいくと八日市場の幼稚園も今、多分現状の人数をこの前聞いたんですが、そんなに多くないですよね。 これも同じような道をたどる要素もあるんではないかと思うんですが、それと、よく予算的なもののときの話の中で、市の幼稚園も保育園も大分老朽化して、今は施設を考える委員会なり、庁内組織があるそうなんですが、九十九里ホームがやったあかしあこども園ですか、あれを開設したということは、あれは幼稚園の機能も果たすし、保育園の機能も果たすと思うんですよ、こども園は。 すぐそばに豊栄保育所というものがありまして、これもこの前エアコンが壊れたとか、大分老朽化していまして、市の対応としては多分最終的には老朽化した施設は新築して直すというような考えはまずないと思うんですが、その辺の説明もやっぱり父兄がいるもので、もしもそのような形になるとすれば、ちょっと今回のような周知期間がなくて説明するより、そういうような長い時間をかけて御父兄の方なり、地元の方に説明をしていただきたいと思います。 それと、先ほどの幼稚園の人材の方、先生方なんですが、最後に残っている人、来年1人残る方がいると思うんですが、それは須賀の方で、のさか幼稚園の教育方針なり、先生方に感銘を受けて須賀から来て、この前ちょっと話を聞いたんですが、今度は八日市場幼稚園に行くかというような話だったところ、須賀の保育園に行くんじゃないかというような話をちょっと聞いたんですがね、それで現在いる先生方が教育方針、結構、私の孫もお世話になっておりましてすばらしい先生方ですので、できればその人事異動で、少子化がこのように増えている時代でありますので、子育て支援の力になるところに人事異動をしてやっていただきたいと思いますが、この点についてお考えがあればお答え願いたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) それでは、まず八日市場幼稚園の状況でございますが、現在分かっているところでは5名ほどの新しい入園者がいるということで、教頭から聞いております。 それから、施設の面については、ちょっと自分のほうではお答えできませんので、御了承ください。 それから、1人残っている須賀地区の年中組のお子さんでございますが、本当にのさか幼稚園の教育方針に感銘していただけて、本当に感謝しております。同じように、八日市場幼稚園のほうも同じような教育方針でやっておりますので、遜色なく教育ができると思います。 それから、今日ちょうどその方が八日市場幼稚園のほうに体験入学に行くという話を聞いておりますので、まだ須賀保育園に決まったとかといった話は聞いていないのですが、今日は行くと聞いております。 それから、人事異動につきましては、今言いましたようにどちらも本当にすばらしい教育をされていますが、本当にマイナスにならないように、これから総務課と協議していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 菊間福祉課長。 ◎福祉課長(菊間和彦君) それでは、先ほどの施設のこれは在り方ということで、お答えをさせていただきたいと思います。 先ほども御答弁の中にありましたけれども、子育て支援対策委員会で検討してまいりました。それで、令和3年度に協議をしてきた一定の方向性が示されたところでございます。 1つとしましては、公立幼稚園の統廃合及び公立保育所の統廃合。あるいは、2つ目としまして、公立幼稚園及び公立保育所の統廃合に伴う認定こども園の設置、この2つの方向性が示されまして、さらに将来の望ましい在り方を検討していく必要があるということで、子育て支援対策委員会としましては、一定の方向性を示したところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。 椎名勝英君。 ◆2番(椎名勝英君) 椎名でございます。 のさか幼稚園についてお伺いしますけれども、この間図書館の2階において説明がありました。もう、そこのときに既に廃止する方針というような考え方を示されておりましたけれども、その中に、幼稚園に努力をして存続しようというような考え方を持って行動をしてきたということでございますけれども、この決算書の中ではそういう努力をした経緯、そういうものが見られていないんですが、お金を使わないで口頭でそういう努力をしてきたのか、その辺をお伺いしたいと思います。 それから、私がこの説明を受けてから、地域の人たちにこういう状況だよと、廃園する状況だということを申し上げましたら、その人たちは野栄地域はもう過疎指定地域にされていると。そういう状況の中で幼稚園が廃止されれば、ますます廃止というか、いわゆる過疎化のことが早まってしまうんじゃないかということで、ぜひ野栄に、先ほど林さんも申し上げておりましたけれども、野栄に幼稚園を持って来るような意気込みをひとつ示していただきたいというような話がありましたので、ぜひ検討をしていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) 大きく2件の御質問と承りました。 1点目でございますけれども、幼稚園存続のための努力というものを実際の決算書のほうからは姿が見えないんだけれども、実際にどうなのかという御質問の1点目でございますけれども、これにつきましては私の先ほどの経過説明の中でありましたが、今までやっていなかった長期休業中の預かり保育、これを先生方の御理解をいただいて、昨年度に規則改正をして夏休み、冬休みも預かり保育をやろうと、そして、前年度に翌年の入学案内に間に合うようにということで取り組んできたところでございます。 これについては、決算書でどうこうという見えるものでございませんが、あとは、先生方がやはり一人でも多くの新入園児を獲得しようということで、心を込めて手作りでポスターを作ったり、個別に訪問して知り合いのつてをたどって入園のお誘いをしたり、そういった地道な努力をしてきたことを、ぜひ議員の皆様方にも御承知、御理解を賜れればと思います。 2点目の地域の方々の声ということで、野栄地区から幼稚園が消えてしまうということは、今回認定があった過疎地域に拍車をかけることにつながるんじゃないかというお考え、これも十分分かります。 地区説明会でもそのような意見をいただきましたし、先ほどの林議員の提案もその一つかと、このように考えますが、やはり意向はよく分かります。ただ、やはり現在、八日市場幼稚園に行っている保護者のこの皆さん方のお気持ち、心情、これも十二分に考えなければなりませんので、一つの先ほど林議員にもお答えしましたが、貴重な御意見、御提案ということで承って、これから次年度の八日市場幼稚園の在り方に向けてつなげていきたいと、このように考えます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 椎名勝英君。 ◆2番(椎名勝英君) この報告というか説明会についてなんですが、説明をした時点でもう既に決まっているような状況で、市民の我々野栄地域の人たちに説明をされたんですけれども、決まる前にもっと早くこういう状況なんだけれども、廃止の方向で進めたいんだけれども、どうでしょうかという話をしていただかないと、もう市役所の中での検討会の中で決まったからこうなるよということじゃなくて、ぜひもっと早く、これからの事業についてももっと早く説明をしていただきたいと思っております。 この辺、市長、どうなんでしょうか。お答えください。 ○議長(石田勝一君) 宮内市長。 ◎市長(宮内康幸君) それでは、ただいまの御質問にお答えします。 本当に今回のことが急な説明になったということは、先ほど来教育長からも申し上げたとおりであるわけなんですけれども、そこまで最善の努力をした、ですけれども、結果としてこのような状況の中で10月、次の園児を迎える準備を始めるという中で、その前に決めなければならないというところで、私も苦渋の判断で、ではということであったんですけれども、そのようなところもお含みいただきながら、確かに、でもおっしゃるとおり地域の皆さんにとっては大切な一つの施設であったというふうに私も感じておりますので、そのような今回御指摘いただいております、もう少し早くそのような説明をいただければということは、今後にしっかりと生かしてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第8号の質疑を打ち切ります。 議案第9号 字の区域及び名称の変更についてを議題とします。 質疑を許します。ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第9号の質疑を打ち切ります。 議案第10号 千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてを議題とします。 質疑を許します。 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 議案第10号については、参考ということで規約の新旧対照表が添付されています。これで見ますと、安房郡市広域市町村圏事務組合と定められて掲載されていたのが、安房郡市広域市町村圏事務組合四市複合事務組合というふうに、四市複合事務組合が追加されるということなんですね。その欄には、同様のものとして千葉県後期高齢者医療広域連合というものが掲載されています。 そうしますと、千葉県後期高齢者医療広域連合というのは、制度上の大きな、非常に重要な機関の名称が定められているので、この今回の改正についてはその内容としてやっぱり重要なことがあるのかなと思うんですけれども、詳細な説明をお願いします。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの田村議員の御質問にお答えさせていただきます。 議案第10号の今回の協議のお願いでございますけれども、まず、千葉県市町村総合事務組合ですね。これは組合を組織する団体の増加、今回四市複合事務組合が増加するわけですけれども、また規約も変更するということで、これにつきましては構成する関係地方公共団体と協議をするということで地方自治法で定められております。この協議につきましては議会の議決を経なければならないということで、今回提案をさせていただいております。 また、これについては令和4年7月5日付でこの千葉県市町村総合事務組合から規約の変更に関する協議ということで、文書で依頼が来ております。 まず、総合事務組合の組織の増加については四市複合事務組合、これは船橋市、習志野市、八千代市、鎌ケ谷市で構成している事務組合でございますけれども、養護老人ホームですとか、斎場を運営している事務組合でございます。この団体が増えるということになります。 また、総合事務組合で共同処理をしている事務として、この規約にございます第3条第1項第11号ですね。これは公平委員会に関する事務でありますけれども、この四市複合事務組合が事務の合理化を図るために、この総合事務組合に事務を共同処理をお願いするということで、これに伴う規約の変更ということでございます。 ちなみに、参考までにですけれども、四市複合事務組合は令和5年4月1日に加入ということになっております。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第10号の質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。--------------------------------------- △議案(第1号-第10号)・請願(第1号・第2号)の委員会付託 ○議長(石田勝一君) 日程第2、これより日程に従いまして、議案第1号から議案第10号まで及び請願第1号及び請願第2号を、会議規則第37条及び第141条の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 なお、付託表の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。 常任委員会に付託されました諸案件につきましては、令和4年9月21日の継続市議会の開議時刻までに審査されますようお願い申し上げます。--------------------------------------- △次会日程報告 ○議長(石田勝一君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 9月7日、9月8日、9月9日、9月12日及び9月13日は各常任委員会の日程であります。 参考までに申し上げます。 9月7日本会議終了後、議場で予算決算常任委員会、9月8日午前10時から議場で予算決算常任委員会、9月9日午前10時から第2委員会室で総務常任委員会、9月12日午前10時から第2委員会室で文教福祉常任委員会、9月13日午前10時から第2委員会室で産業建設常任委員会であります。 なお、9月14日水曜日は質問調整のため休会とし、9月15日木曜日は定刻より会議を開き一般質問を行います。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(石田勝一君) 本日はこれにて散会いたします。 △午前11時58分 散会...